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コロナ禍におけるBtoB営業の有効打「BtoBターゲティング」

  • ターゲティング

どこどこadの特徴的なターゲティングメニューとして「BtoBターゲティング」があります。
この記事ではコロナ禍におけるインプレッション状況をご紹介いたします。

「BtoBターゲティング」とは

どこどこadはIP Geolocationデータベース「SURFPOINT」を参照し、オーディエンスのIPアドレスに紐づく組織情報や位置情報を利用して広告配信をしています。
IPアドレスに紐づく組織情報を利用したターゲティングメニューが「BtoBターゲティング」です。

配信条件には業種に加えて、従業員数・売上高・資本金・上場区分・組織所在地が利用できます。
これらの条件は掛け合わせることが出来、「東海エリアの製造業」「従業員100名以上の上場企業」など具体的な条件での広告配信が可能となります。またレポートで実際に配信した企業リストをダウンロードできるため、広告配信と同時に営業先リストを作成することができます。

「個」ではなく「組織」をターゲットとすることで、ターゲット企業へより効果的なアプローチが出来、なおかつ配信結果を利用して新しいニーズの発見も行えるターゲティングメニューとなっています。

ターゲティングについての詳細はこちらをご覧ください。

いかなる状況にも有効なBtoBターゲティング

コロナ流行前後の組織判定インプレッション状況

「コロナ禍ではリモートワークを導入している企業が増加している」
「企業ネットワークからのアクセスは減少していそう」
「BtoBターゲティングで使用できるインプレッション数は減少しているのではないか」

このようにお考えの方もいるかと思います。

次の図はBtoBターゲティングで使用できるインプレッション数(組織判定の紐づいたインプレッション数)について2019年同月からの増減比を示したグラフになります。

どこどこad 組織インプレッション数伸び率(2020年1月〜2021年12月)

第1回緊急事態宣言の期間(2020/4/7~5/25)に組織判定の紐づいたインプレッション数は減少しました。
しかし、2020年8月には大きく回復し、コロナ流行以前(2019年)と比較して最大で2倍以上のインプレッション数を確保しています。

どこどこadで利用できるBtoBインプレッションは増加の傾向

これにはどこどこadが配信の根拠として参照しているSURFPOINTのアップデートが大きく関わっています。

第1回緊急事態宣言の期間にインプレッションが落ち込んだことからも分かるように、従来固定IPアドレスやそのIPアドレスを利用するネットワークからのアクセスでなければ組織判定が難しいという問題がありました。

そこで、2020年8月に「Organization IP Location Matching」「User Attribute Matching」という、ふたつの技術をリリースいたしました。
それぞれの概要は以下の通りです。

「Organization IP Location Matching」

Wi-Fiアクセスポイントなどのログに含まれる緯度経度情報と、組織の所在地から求めた緯度経度情報を組み合わせて、新たに組織として判定できるIPアドレスを特定するための技術

「User Attribute Matching」

匿名化されたユーザ識別子とIPアドレスのもつ属性を組み合わせユーザ属性の推定を行い、同一ユーザが利用したと推測されるIPアドレスに対してユーザ属性を付与する技術

これらをSURFPOINTの組織判定の仕組みに取り入れることにより、組織外のネットワークであっても組織判定を付与することが可能となりました。

このように、SURFPOINTの組織判定数が保たれることにより、どこどこadのBtoBターゲティングは利用できるインプレッション数を確保することが出来ています。

配信条件におけるインプレッション数

2022年1月におけるBtoBターゲティングの配信条件ごとのインプレッション数を一部ご紹介いたします。

上場区分別

上場区分インプレッション数
東証一部77,130,000
東証二部3,080,000
地方上場1,180,000
JASDAQ3,990,000
マザーズ800,000
非上場146,910,000

売上高別

売上高インプレッション数
1億未満1,090,000
1億以上5億未満3,640,000
5億以上10億未満2,930,000
10億以上50億未満18,810,000
50億以上100億未満14,210,000
100億以上500億未満50,260,000
500億以上1000億未満19,540,000
1000億以上5000億未満40,890,000
5000億以上40,470,000

資本金別

資本金インプレッション数
1千万以下1,360,000
1千万以上2千万未満4,140,000
2千万以上5千万未満8,570,000
5千万以上7千万未満5,340,000
7千万以上1億円未満8,780,000
1億円以上2億円未満10,260,000
2億円以上150,480,000

従業員数別

従業員数インプレッション数
1人以上5人未満1,500,000
5人以上10人未満1,140,000
10人以上30人未満4,350,000
30人以上50人未満3,770,000
50人以上100人未満9,070,000
100人以上200人未満15,860,000
200人以上300人未満12,130,000
300人以上500人未満17,460,000
500人以上129,440,000

業種大分類別

業種インプレッション数
農業,林業370,000
漁業10,000
鉱業,採石業,砂利採取業140,000
建設業24,880,000
製造業87,210,000
電気・ガス・熱供給・水道業1,810,000
情報通信業45,860,000
運輸業,郵便業7,040,000
卸売業,小売業52,730,000
金融業,保険業11,090,000
不動産業,物品賃貸業22,780,000
学術研究,専門・技術サービス業26,360,000
宿泊業,飲食サービス業5,770,000
生活関連サービス業,娯楽業7,460,000
教育,学習支援業34,300,000
医療,福祉8,600,000
複合サービス事業2,040,000
サービス業(他に分類されないもの)21,130,000
公務(他に分類されるものを除く)12,740,000

BtoBターゲティングではこれらの条件を組み合わせて広告配信を行うことができます。
この他の条件もインプレッション数をサイト内にて公開しております。
インプレッション数を確認する

条件にマッチするユーザーへ配信し、BtoB営業の制約率を高める

ターゲットとなる業種を条件に広告配信を行い、配信先リストや広告配信によって得られた問い合わせをBtoB営業にご活用いただく事例が主になります。

業種は1755種の中から選択が可能です。

株式会社MU様では、多数の業種の中からニーズに合う配信条件を選定し配信していただいています。
条件にマッチする企業へアプローチすることで、問い合わせ後に成約へつながる確率が高くなるとのことです。

株式会社MU様への活用事例インタビュー記事はこちら

まとめ

世の中の動きに合わせたアップデートがなされることにより、BtoBターゲティングのインプレッション数は保たれています。

バリエーション豊かな条件を組み合わせ、ぜひBtoB営業へとご活用ください。

ご利用のご検討、ご相談など下記よりお問い合わせください。

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