CASE導入事例
静岡県三島市役所
- 地方自治体
静岡県三島市役所様では、三島市への移住・定住を促進するため移住・就業支援補助金の交付などサポート事業を行なっております。今回は事業のPRに「どこどこad」をご利用いただいている経緯や活用方法をご担当者様にお聞きしました。
最初に「どこどこad」を活用している事業について、内容をお伺いさせていただけますでしょうか。
松本様:移住・定住促進事業で「どこどこad」を利用させていただいております。人口の減少が三島市に限らず全国の自治体で課題となっている中、まずは首都圏に在住の方へ三島市への移住をアピールするために「どこどこad」を利用させていただいております。
そちらの事業でどのように広告配信をご利用いただいているでしょうか?
松本様:移住に関する情報を三島市ホームページにまとめているのですが、移住を検討している方に情報を伝えたいので、そこをランディングページとして「どこどこad」から広告を配信しています。
また、年に数回テーマを決めて移住に関するセミナーなどを開催しています。イベントの申し込みページに誘導するような広告を配信するといった使い方もしております。
「どこどこad」はどのような経緯でご利用に至ったのでしょうか?
松本様:自治体の中に対しては広報誌であったり町内会を通じてお知らせを行うといった告知する手段を持っています。しかし、移住や定住のターゲットとなるのが自治体の外である東京や横浜にお住まいの方になるので、どのように情報を広めていけば良いのか困っていました。
そのような時にウェブ広告という存在を知りまして、特に「どこどこad」では配信するエリアを決めて出来るということを伺いました。我々としては全国どこから移住・定住していただいてももちろん良いのですが、1番のターゲット層は東京23区をはじめとした首都圏に居住している人ということで「どこどこad」を採用させていただきました。
「どこどこad」のサービス自体はどのような経緯で知られたのでしょうか?
松本様:僕自身が情報取集で”三島市”というキーワードの情報を探すことが多いのですが、Geolocation Technologyさんに関するニュースをよく目にしまして・・・エリアを絞った広告配信といった技術を持っていると耳にしました。また所内で(Geolocation Technologyへ)お繋ぎできますよ、という話もありまして実際に相談してみようとなった次第です。
ありがとうございます。
先ほどの質問と少し被ってしまいますが、「どこどこad」のご利用に至った決め手などございましたら教えてください。
松本様:やはり地域やターゲット層の職業を選択して広告配信できるというところですね。テレワークや新幹線通勤ができる方を移住促進のターゲットにしておりますが、そういう方は限られた業種・企業にお勤めの方です。そういった方に対してターゲティングが出来るというところに魅力を感じ、「どこどこad」の利用に至りました。
導入からご利用までお伺いしましたが、「どこどこad」を導入する以前に行なっていたマーケティング手法などございましたら教えていただけますでしょうか?
松本様:三島市は新幹線通勤ができて転職する必要がないというところが移住への大きなセールスポイントのひとつになると感じています。
そのために移住セミナーを開催する時に実際に新幹線通勤している方をゲストに招いてライフスタイルを紹介していただいています。新幹線通勤を行なっていても自分の時間を充分確保して過ごすことができる、と言って下さるのですが、(新幹線通勤を)してない人からすると凄く疲れそう、というイメージがあったりして・・・
確かに、そうですね(笑)
松本様:イメージに結構ギャップがあるなと感じます。その解消につながるようにセミナーを開催しておりました。
もうひとつは三島市Facebookで「済むなら三島移住計画」というページを立ち上げました。元々はホームページでなくこちらで情報発信を行なっていて、オンラインでの情報発信の強化に「どこどこad」を利用したという経緯もあります。
私個人も経験したことはありませんが新幹線通勤は大変だなという印象を受けます。ターゲット層の意識改善狙ってセミナーを開催されているということですね。
参考までに、「どこどこad」以外で広告配信サービスを利用されたことはありますか?
松本様:時刻表検索のウェブサイトで三島を目的地に設定した時にバナー広告が出る、というようなものは過去に何度か利用したことがあります。ただ、ある程度の期間実施して最後に配信結果がまとめて確認できるというもので、リアルタイムでどのような配信状況か確認出来ずどのようなユーザーに広告が到達したのかが不明瞭でした。
なるほど。
松本様:「どこどこad」では管理画面からリアルタイムで配信結果が確認できるので、どれだけの人の目に止まったかということを確かめながら事業ができるというところが良いところかなと思っています。
ありがとうございます。
導入以前の広告施策についてお伺いしましたが、「どこどこad」を利用する以前に抱えていた課題などございましたら教えていただけますでしょうか?
松本様:先ほどの内容と少し被りますが、首都圏の方々へどのように情報発信をするか、ホームページへどのようにたどり着いてもらうかというところが課題となっていました。
そこでウェブ広告というツールを利用してみたいと思った次第です。
実際に「どこどこad」で広告配信をしていただいてから得られた効果などございましたら、お伺いできますでしょうか?
松本様:問い合わせの増加など具体的な動きはまだ見えていないです。ただ、配信していない期間に比べるとランディングページへのアクセス数は最高で2倍程度に増えていました。エリア、BtoBターゲティングで配信しているのですが、もう少し条件を絞っていくことも検討しています。
管理画面の操作性などにご意見やご要望などございましたらぜひ教えていただきたいです。
松本様:管理画面は簡単に使用できたので使いやすいと思っています。新機能が出ても非常にわかりやすく、設定で困ったことはないで満足しています。
ただ、配信速度の調整が難しく1ヶ月毎に設定をしているのですが月初に多く配信されてしまうので、その部分が簡単に均等にコントロールできると嬉しいなとは思います。
レポート画面に関してはいかがでしょうか?
松本様:「ここが特徴的」だとか、数値以外にも情報が出ていると嬉しいなと思います。
月ごとにキャンペーンを作成しているのでインプレッションやクリックなどの数値だけですと、別の担当者が確認した時に効果がいまいち伝わらないなどの課題もあるなと感じております。
確かに、良し悪しがわかりにくいかも知れませんね。
松本様:それぞれのキャンペーンの必要な数値をグラフにまで落とし込めれば分かることもありますが、作業まで至らずに数値だけ見てギブアップしてしまう人も出てくるかな・・・というところがありますね。
ジオターゲティングで主に首都圏を条件にご利用いただいているかと思いますが、今後アプローチしていきたいターゲット層などございましたら教えていただけますでしょうか。
松本様:ひとつは元々の条件である三島駅から新幹線通勤が可能な方というところです。ふたつ目はコワーキングスペースなどでテレワークを行なっている方ですね。そういった方は居住地が変わっても業務の継続というところで問題が発生しにくいとは思いますので、そういった人にピンポイントでアプローチする広告があれば使用してみたいですね。
最後になりますが、「どこどこad」やGeolocatin Technologyにご要望などありましたら教えていただけますでしょうか。
松本様:行政視点で、地域のデジタル化やIT企業が首都圏と比較すると絶対数的に少ない中で、Geolocation Technologyさんが静岡東部の雄として活躍していますので、今後ともGeolocation Technologyさんの事業本体はもちろん、地域全体のIT産業の活性化に貢献していただけると我々としては言うことないというか、大変ありがたいと思っております。
ありがとうございます。今後とも期待に沿えるよう尽力してまいります。
本日は貴重なお時間いただきましてありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

静岡県三島市役所
設立年月日 | 昭和16年4月29日 |
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従業員数 | 724人 |
ウェブサイトURL | https://www.city.mishima.shizuoka.jp/ |
事業内容 | 静岡県三島市の運営 |